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聖隷クリストファー中高等学校 説明会 参加報告

2025年6月17日(火)10時30分~12時、聖隷クリストファー中学校・高等学校の学校説明会に参加しました。

同校は、2026年度より「グローバルスクール」の名のもとに、小・中・高一貫の12年教育体制を本格始動する予定で、ますます注目を集めています。

説明会では、校長先生から「AIの時代だからこそ、人を育てる教育が大切」というお話があり、知識を詰め込むだけでなく、生徒一人ひとりが自ら考え、行動し、他者と協働できる力を育む教育を目指しているとのことでした。

中高一貫コースでは、「伸ばす教育」を理念に掲げ、生徒を「種(SEED)」に見立てて、その個性や成長のタイミングに寄り添う「SEEDプログラム」を導入。授業は基礎から応用まで段階的に構成されており、英検・数検・漢検3級の取得も支援しています。また、探究・体験型の授業も充実しており、ユニクロとの連携プロジェクトや福祉施設でのフィールドワークなど、教室を飛び出した学びが多く取り入れられています。

学習面では、「Hサイクル」と呼ばれる独自の学習習慣化プログラムを通じて、家庭学習・授業・テスト・復習・評価をしっかりと結びつけ、定着を図ります。ICT教材も積極的に活用されており、効率的かつ自律的な学びの姿勢が育まれています。

高等部では、英数科(スーパーコース)をはじめ、特進クラスや進学クラスが設置されており、生徒の進路に応じた柔軟な指導が行われています。進学実績も好調で、浜松医科大学や名古屋大学、東京理科大学などの国公立大学や、早稲田・慶應をはじめとする難関私立大学への合格者も多数。特に高校3年生の1月以降も全員登校し、教員が個別に対応するという手厚い支援体制が印象的でした。

来年度からは新たに「アントレプレナーシップクラス」も開設されます。このクラスでは、起業家精神を育むことをテーマに、プロジェクト型学習(PBL)や外部企業・大学との連携を通じて、課題発見力・創造力・社会適応力を高めていきます。将来的にはシンガポールなどでの海外研修も検討されているとのことです。

なお、就学支援制度も今後拡充され、2026年度からは私立高校でも一律で最大45万7千円の支援が受けられる予定です。これにより、私立校進学への経済的ハードルが下がり、公立と私立をよりフラットに比較検討できる時代が到来しています。

生徒アンケートでは、「先生が優しい」「授業がわかりやすい」「安心して通える」といった声が多数寄せられ、生徒満足度も高いことが伺えました。

今後も、未来を見据えた教育を実践し続ける聖隷クリストファー中高は、進路選択のひとつとして十分に魅力ある学校だと感じました。ご興味のある方は、ぜひ学校説明会などで実際の教育現場をご覧いただくことをおすすめいたします。

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